TakafuTips

Windows いちから環境構築(WSL2導入編)

Linux (Gentoo) 、Macを使う職場からWindowsを使う職場に移る少し前に、WIndowsノートPCを購入してみた。 その際、まったくわからないところからスタートしていくので、工程を順に書いていく。

WSL2

Windows Insider Programへの参加

「設定」からinsiderで検索したらでてきます。
マイクロソフトアカウント経由でこのプログラムに参加ができ、これにより最新ビルドのOSを扱うことができます。
WSL2はbuild 18912以降が必須なので、現状 (2019年6月) ではこれに参加することが必須です。 ファストリングを選択し、最新のOSへアップデート。

WSLの導入

まずはWSLを使えるようにする。
管理者権限でPowerShellを起動し、

Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Windows-Subsystem-Linux

を実行。

その後、LinuxのDistributionを選んでダウンロード。ここではUbuntu-18.04にする。

Invoke-WebRequest -Uri https://aka.ms/wsl-ubuntu-1804 -OutFile Ubuntu.appx -UseBasicParsing

するとUbuntu.appxにダウンロードされるので、それを実行。

./Ubuntu.appx

これでインストール完了。Ubuntuを起動したら、update。

sudo apt update && sudo apt upgrade

で、一旦Ubuntuはexitで退避。

WSLからWSL2へ

VirtualMachinePlatformを使えるようにする。

Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName VirtualMachinePlatform

で、ここからversionの変換。ちゃんとOSが最新になっていれば、

wsl -l -v

でversionを確認できる。できていなければbuild versionを確認してアップデート。

wsl --set-version <Distro> 2

の部分に自分の入れたディストリビューション名を入れる。今回はUbuntu-18.04になる。

デフォルトでversion 2にしたければ、

wsl --set-default-version 2

にするといいらしい。 これでWSL2の準備は完了。

Homeディレクトリの変更

sudo vi /etc/passwd

で、自分のユーザにあたる部分を変更する。/mnt/cがCドライブの位置なので、その下にすると共有しやすい。